「IESAUNA」を設置してから約1ヶ月経とうしている。
この1ヶ月でIESAUNAを楽しんだ回数は、正確には数えていないが、18~20セット程度。
ほぼ大パットの使用で、1回あたりのバイオエタノール使用量は800mlだ。
心なしか、燃料の消費が早い印象があるので、ここで燃料のコスト計算をサウナ施設に行くことと比較しながら考察していきたいと思う。
公式サイトでも燃料コストについては言及されているが、私の環境でのコスト計算をしていきたい。
今回の考察は、私が普段使用している方法での計算なので、皆さんの環境やセッティングによっては違う結果が出てくる可能性があるので、あくまでも参考程度にしていただきたい。
また、当家では夫婦二人で使用することを前提として計算しているので、お一人の方は換算し直して参考にされたい。
「IESAUNA」1セットあたりの燃料コスト
一斗缶に18L入っている。
mlに換算すると、18,000ml。
一回30分を大パッド800ml使用したとして、18,000÷800=22.5回。
これは単純計算した場合。
実際に使用してみると、きっちり800ml入れるわけではなく、少々の誤差がある。
ズボラな私のことなので、多めに入れているはずだ。
なので、1回分の使う燃料は約900mlと考えてみる。
故に、18,000÷900=20回。
たぶん、これぐらいが妥当な線だと思う。
実際、1ヶ月使用してサウナをした回数は18~20回(正確には数えていない)だ。
ちょうど一斗缶が軽くなって、もうそろそろ無くなる感がある。
アマゾンで購入したバイオエタノールは1缶あたり現在の価格で、7,150円。
7,150円÷20回=357円/回、となる。
1セットで357円の燃料代となる。
ちなみに公式サイトで購入できるバイオエタノールの1缶あたりの価格は、9,500円。
9,500円÷20回=475円/回、となる。
定期購入でのコストは、1缶あたりの価格は、8,800円。
8,800円÷20回=440円/回。
ちなみにリッターあたりの金額はアマゾンで購入したバイオエタノールで397円。公式のバイオエタノールで528円。定期購入の場合だと489円だ。
ガソリンがリッターあたり現在180円だから約2.2倍の燃料代。
こう考えると、かなり高い燃料費用に感じるのは必然。
「南風楼」でサウナ楽しむコスト
これを私がよく行く準ホームサウナの島原「南風楼」での費用と比較してみようと思う。
ちょっと遠いが、まあ良いだろう。
入浴料が1,000円。二人で利用するので2,000円。
片道122kmで往復244km。
私の車がリッターあたり約18km走るので、約13L使う。
現在のガソリン代がリッターあたり180円前後なので、2,340円。
その上、高速代もいるので片道1,570円(休日・ETC割引)、往復で3,140円。
合計すると、大好きな「南風楼」に行くためには夫婦ふたりでのコストが・・・
・入浴料:2,000円(二人分)
・ガソリン代:2,340円
・高速代:3,140円
…合計、7,480円也。
7,480円か~。一人あたり3,740円。まあまあの費用。
でも、あのサウナや水風呂、外気浴最高なんだよねぇ~。
「IESAUNA」vs「南風楼」
さて「IESAUNA」で比較してみよう。
「南風楼」では、大体3.5~4時間楽しむので、5セットしたとする。
・入浴料:タダ
・ガソリン代:無し
・高速代:無し
・燃料代:5セット☓357円=1,785円
…合計、1,785円也。
上記の燃料代の計算は「IESAUNA」の場合、1セットつまり1回燃焼させると、夫婦二人で1セットずつ行えるので、二人分の2倍にはしていない。
(最初の10分間でテントを温め、1人目が10分、2人目が10分で使用としているため)
その差は、7,480円-1,785円=5,695円となる。
しかも移動の時間もないので、目に見えないタイムマネーもある。
当然のことながら、コスト面だけを考えれば完全に「IESAUNA」に軍配が上がる。
「IESAUNA」vs「サウナサン」
次に私のホームサウナの「サウナサン」でも比較してみようと思う。
・入浴料:2,050円(3時間コース)
・ガソリン代:120円(往復12km)
・高速代:なし
・駐車場代:300円
…合計、2,470円也。
「サウナサン」での3時間コースでは、大体3セットをこなすので、これを「IESAUNA」で比較していると…
・入浴料:タダ
・ガソリン代:無し
・高速代:無し
・燃料代:3セット☓357円=1,785円
…合計、1,071円也
コスト差は、2,470円-1,785円=685円となった。
前記したように「IESAUNA」では1回の燃焼で2セットはこなせるので、厳密な計算すると…
3セット☓(357円÷2)=536円となって、2,470円-536円=1,934円となる。
1,934円と考えると、近場の「サウナサン」でもかなりのメリットは感じられるね。
近場の「サウナサン」でも、コスト差はしっかりと出てきた。
長所と短所を上手く使い分けよう
結果としては、当然の結果と言えるだろう。
リッターあたりの燃料コストだけを見ると割高感があるが、実際にサウナ施設に赴く場合と比べれば、施設使用料や交通費などでのコストが嵩み、結果的に「IESAUNA」がコストパフォーマンスが良い。
また、思い立ったらすぐに気軽にできるのも「IESAUNA」の良いところ。
しかし、コストがかかるからと言ってサウナ施設に魅力がないわけではない。
良質なサウナ室や冷えた水風呂、そして景色の良い外気浴など、家では味わえない良さがある。
「南風楼」に行けば、数種類のサウナや水風呂が楽しめ、景色の素晴らしい外気浴がある。サウナを楽しむ下準備も必要ない。このメリット部分をコスト差の5,695円と考えられる。
「サウナサン」に行けば、良質なサウナ室、水質がいい水風呂、そして圧倒的なホーム感。更にうまいサ飯。このメリットの部分をコスト差の685円(1,934円)で支払っている。
それぞれの良いところ(長所)と、コストがかかるところ(短所)がある。
気軽に、思いっ立ったらすぐにできるのが「IESAUNA」
その施設や地域性、サ飯などを楽しめるのが、各サウナ施設。
その時の、気分次第でうまく使い分けて行かなければならないのだろう。
番外編:IESAUNAの購入コスト
上記記事は燃料だけのコストで考えた。
実際には「IESAUNA」を購入するわけなので、購入取得のためのコストがかかっている。
購入金額は「198,000円(税込)」であるので、定額で償却したと考えて、公式ホームページには耐久年数2~3年とあるため、以下のような減価償却ができる。
198,000÷(3年☓12ヶ月)=5,500円/月
故に毎月、5,500円の償却コストがかかっているのとおなじになる。
1ヶ月に20回「IESAUNA」を使用したと考えると、1回あたりの償却コストは275円となる。
この償却コストを考えても、まだまだコスト面では「IESAUNA」に軍配が上がる。
サウナが好きすぎて、施設に通いすぎで、お小遣いが大変だぁ~~~!という私みたいなサラリーマンには「IESAUNA」はおすすめじゃぁ~ないかなぁ~。
サウナ施設のいちファンとして、やっぱり定期的にサウナ施設は利用して、お金を使ってあげるのも、サウナーの義務よねぇ~
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