我が家に「IESAUNA」今年の8月26日にきてから早いもので約4ヶ月が経過しようとしている。
この4ヶ月間で何回「IESAUNA」を堪能しただろう。
まさに購入して大正解だったアイテムだ。
ちょっとした空き時間のある休日など、手軽にサウナを楽しめる。
なんて充実した生活だろう~。
季節は夏から短すぎる秋、そして冬になった。
テントサウナの最大の敵は「寒さ」、そう外気温だ。
私が住んでいる九州の長崎県佐世保市も、冬になればもちろん寒い。
雪がドカン!振るような地域ではないが、数年に1回はドカ雪が降る。
普通に寒い。
よりよい「IESAUNA」生活を堪能するため、日々カスタマイズに専念しているのだが、今回は「IESAUNA」公式HPでも紹介されている「madsaunist」さんの「STYLEBOOK」を参考に越冬カスタマイズをすることにした。
この「STYLEBOOK」は「IESAUNA」ユーザーの教科書的バイブルとなる。
今回のカスタマイズの柱は3つ。
1つ目は「温室ハウス」の導入。
2つ目は「サウナストーンタワー」。
3つ目は「天井の反射板」だ。
カスタマイズ1:「温室テント」の導入
「温室テント」の導入。これが今回のカスタマイズの最大のポイント。
園芸用の温室テントで「IESAUNA」を囲っちゃう。
楽天やらアマゾンやらで「IESAUNA」のサイズにあう温室テントを探していたが、結局購入したのは近所のホームセンターだった。
きっかけは新聞チラシでサイズ感バッチリの温室テント(商品名:ビニール温室・特大:14,800円也)を嫁さんが見つけた。
「IESAUNA」のサイズは、”140cm×70cm×172cm”だ。
チラシに入っていた温室ハウスのサイズは”186cm×122cm×190cm”だった。
ちょうどいい感じで、すっぽりと入るサイズ感。
ちょっと出入りに窮屈感はあるかもしれないが、開いている空間が少ないほど温室効果は高くなるはず。
お店に行き即購入~!だったのだが、売り切れ中で即注文。翌日即入荷された。
平日の休みの日、設置となる。
まずは外枠になる温室テントから組み立てる。
組み立ては簡単で長さの違う数種類の鉄パイプと数種類のジョイントで組み立てる。
組立自体はほんの15分ほどで完了。
園芸用のビニール温室なので、園芸棚が側面に出来るようになっているのだが、サウナの出入りに邪魔になるので、その部分の組み立ては行わなかった。
若干の耐久性に不安がでるが、別に重い荷物をこの中に入れるわけではないので大丈夫だろう。
温室ハウスが完成したら「IESAUNA」を中に仮置きしてみる。
仮置きをして設置位置の決定をし、いちばん大事な煙突穴を開ける部分を確定させる。
慣れない作業に戸惑いながらも、煙突穴の場所を特定しマーキング。
中心の位置から一辺30cmの正方形の穴を開ける。
素材がビニールなので簡単にカッターで開けることができた。
30cm四方の正方形の穴が出来上がったので、ここから耐熱アルミテープでチムニーパッチを作り上げていく。「madsaunist」さんの「STYLEBOOK」を参考に仕上げていく。
実は今回の作業の中で一番大変だったのは、この作業。
後々考えれば、一度ビニールテント部分を取り外して作成に当たればよかったのかもしれないが、ビニールを張ったまま作業を行ったので、かなり大変だった。
屋根の部分なので、微妙にタワミが合ったりして、なかなかうまく格子状にアルミテープを貼れない。
熱が伝わる部分なので、できる限り慎重に慎重に作業を進めたので、かなりの時間がかかった。
苦労しながら、やっとチムニーパッチ完成。
もちろん、内側も同じように格子状にアルミテープを貼る。
ある程度、見た目が良くなるように、テープの端の余った部分は綺麗に揃えた。
日数が経たないと分からないが、耐久性や耐水性など少々不安が残る。
実際にストーブを使ってみて、熱の伝わりでビニールが焼けないか?
また、雨風にあたることによって剥がれてこないか?
たぶん、定期的にアルミテープは補強をしていかなければならないんじゃないかと感じた。
カスタマイズ2:手作りサウナストーンタワー
次に取り掛かったのは「サウナストーンタワー」
「IESAUNA」と一緒に送られてきたサウナストーンは8kg。
この量では積み上げると少し足らないようなので、アマゾンで10kg、追加購入。
温室テントを購入したホームセンターで、一緒にステンレス網を80cmの長さほど購入。
これをいい感じの直径で円形にし、針金でくくりつけ作り上げる。
意外と簡単に安く仕上がった。(数千円程度)
見た目も良い感じ。
まだ、もう少しサウナストーンは積み上げられそうなので、ボーナス出たら追加購入予定。
予算に余裕がある方は「madsaunist」さんのストーンタワーガードを是非。
完全に「IESAUNA」用にカスタマイズされ、デザインもかっこいい。
カスタマイズ3:アルミ天板
つい先日まで、ダンボールに台所コンロ用のアルミ板を貼り付けて天板を作り使っていたが、熱でダンボールが乾燥しきっちゃって変形し使えなくなった。
温室テントと同時に、天板用のアルミ板も購入。
大きさが横幅45cm位、長さが1m弱。
「IESAUNA」の天井にあるサウナ固定用の棒に引っ掛ける形で設置できると考え購入。
いざ設置してみると、意外と重量がありクネ~ンと湾曲してしまう。
このままでは滑って熱々の天板が頭上から落ちてきそう・・・。
ということで、アルミ板にテント内に付けるサウナ固定用の棒がある位置に合わせて穴を開け、そこに針金を通して固定させた。
これでサウナ中に落下してきて、やけどの心配は無いだろう。
また、アルミ板の四隅が意外と鋭利なので、四隅はペンチを使って丸く折り曲げる。
その他
★Bluetoothスピーカー(770円)
とあるYouTuberが紹介していたガジェットでダイソーで買えるスピーカー。
デザインがかっこよくて安い。
音質もそんなに悪くなく手軽にちょい聴きで使える。
Bluetoothで簡単に接続できて、心地よい音楽を聴きながらサウナや外気浴が楽しめる。
さすがに「IESAUNA」内に入れると壊れてしまいそうなので、すぐ横において使っている。
★LEDネオンコード(550円)
夜になると完全に「IESAUNA」内は暗くなるので温度計などよく見えない。
安いランタンを使っていたのだが、おしゃれなサウナ施設によくある座面下のライトが欲しくなって購入。
なかりよい雰囲気になった。
熱の問題があるが、座面の下(地面の近く)に設置してできるだけ熱くならないようにした。
耐久性はこれから実証する。
所感
温室テント等設置後に実際に「IESAUNA」をしてみた。
その日の外気温などの環境にもよると思うが、感覚的には温度の上がりはとても早くなった気がする。
設置以前は、大パットで点火5分後に40~50℃だったのが、60℃以上に上がっている。
天井のアルミ板が良い働きをしている気がする。
また、1セット目から2セット目などのインターバル時間中の温度低下もあまりなく、以前はあっという間に30℃まで低下していたが60℃をキープしている。
これは温室テントとサウナストーンを増やしたお陰かも知れない。
先月から煙突につけているファンも2台に増やして空気循環も上げた。
そして「IESAUNA」をいちいち片付ける面倒もなくなったのも良い。
かなり良いセッティングになったような気がする。
サウナウォッチでの、ととのい値もまずまず良い。
郊外でやるテントサウナよりも熱や湿度、体の温まり具合などかなり良い。
ますます「IESAUNA」を使う機会が増えそうだ。
嫁さんとは、年末年越しサウナをやろうかぁ~などと計画中。
記事をご覧のみなさん、是非自宅「IESAUNA」ライフ、一緒に楽しみませんか?
コメント
質問が有ります。
天井をアルミの板にしたのはなぜなのでしょうか?
一般的にサウナの半熱板は、ステンレスでできてるきがします。
アルミだと熱伝導率が高く
かえって冷えやすくなってしまう気がするのですが
考えられるのは重さですかね・・・
ボーノ・蒸湯さま
コメントありがとうございます。
一般的な反熱板はステンレスなんですね。勉強になります。ありがとうございます。
参考にさせて頂いた「madsaunist」さんの「STYLEBOOK」でアルミ板を使用されていた事や
今流行のChatGPTに熱反射率について尋ねたところ以下のような回答がったからです。
以下引用————————————
アルミニウム(アルミ)とステンレスは、異なる金属であり、様々な特性や用途があります。以下に、アルミとステンレスの違いと、熱反射率について簡単に説明します。
アルミとステンレスの違い:
1)素材の組成:
アルミ: 軽量で、酸化アルミニウム表面層が形成されることで耐食性が向上します。
ステンレス: 主成分には鉄が含まれ、クロムを添加することで耐食性を持ちます。さらに、ニッケルやモリブデンなどが含まれることもあります。
2)重さ:
アルミ: 軽量で、航空機や自動車の部品、飲料缶などに広く使用されます。
ステンレス: 比較的重いですが、強度があり、耐食性が高いため、建築や製造業、食品産業などで利用されます。
3)導電性:
アルミ: 高い導電性があり、電線や電子機器の製造に適しています。
ステンレス: 導電性が低く、アルミに比べると電気的な用途にはあまり適していません。
4)熱反射率:
熱反射率は、材料が熱を反射する能力を示す指標です。一般的に、金属は熱を比較的よく反射しますが、具体的な値は材料の種類や表面の仕上げに依存します。
アルミ: 高い熱反射率を持ち、太陽光や熱を反射して保冷効果があります。これは、建築材料や断熱材として利用される一因です。
ステンレス: アルミに比べるとやや低い熱反射率を持ちますが、具体的な数値はステンレスの種類や仕上げにより異なります。一般的にはアルミよりも熱を吸収しやすいですが、表面処理により改善されることがあります。
特定の材料や用途において、熱反射が重要な要因である場合は、具体的な詳細な数値や仕様を確認することが重要です。
————————————以上
また、ちょうど購入しやすい大きさのアルミ板が目に入ったというのも理由ですね(^^)
御回答ありがとうございます。
ステンレスだと倍以上重くなりますからね。