【サ道】佐賀武雄 OND HOTEL~散りゆく桜を見ながらととのう

サ道

本業の超繁忙期がやっとのこさ終わり、平日のお休み、勤務時間も余裕が出てきた。
時間が取れない超繁忙期は新規の開拓はなかなかできず、もっぱら近場の「佐賀の湯処 KOMOREBI」や「サウナサン」を利用、そしてメインで「IESAUNA」という感じだった。

「IESAUNA」は本当に時間を有効に活用できるので、忙しい時期も思い立ったらすぐに入ることができるサウナだ。一家に一台。おすすめしますよ。(^^)

さて、本題です。

行ってきましたよ。佐賀武雄の「OND HOTEL」。リニューアル前は「武雄温泉ハイツ」という施設だ。

なんと、あのサウナの理想郷「らかん」の山隔てて裏にあるサウナを売りにしているホテルだ。
宿泊はもちろん、日帰りも楽しめる施設となっている。

「佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが」の直ぐそばで、たぶん昔「かんぽの宿」があったところの麓に位置していると思われる。このあたり一体は、武雄温泉保養村キャンプ場等利活用事業として官民連携でやられているようで「OND PARK」として活用されている。
「OND」という名前が一緒なので、この「OND HOTEL」もその一事業ではないかと推測する。


近年の佐賀県武雄市はサウナ関係の事業関連が素晴らしく、皆さんご存知の「御船山楽園ホテル・らかんの湯」を始め、この「OND HOTEL」や「うらり」、乳待坊キャンプ場でのサウナイベント、飛龍窯でのサウナイベントなど、市全体で盛り上げている感じがヒシヒシとする。羨ましい限りだ。

つい先日、同じ武雄市内の「飛龍窯」テントサウナイベント(夜桜サウナ)に行った時、その関係者の方とお話できたのだが会話の中で、武雄市がテントサウナを保有し、イベントに貸出しているらしい。
素晴らしくない?武雄市。

飛龍窯テントサウナイベント(R6.3.30)
夜、浮かび上がら桜を見ながらのととのい、最高だったなぁ~

また、武雄市だけでなく、佐賀県全体で盛り上げている感がする。
本当に佐賀県には素晴らしい魅力的なサウナ施設がたくさんあり、ご存知のようにBS放送の「サウナを愛でたい」では、4月に入ってからは4週連続で佐賀県特集、1週目は「佐賀の湯処 KOMOREBI」、2週目は「ヌルヌル有田温泉」だった。


話を戻そう。

斬新なロゴの「OND HOTEL」の暖簾をくぐれば、リニューアルされたホテルのロビーはシックでおしゃれ。

ロビーで受付をする。

料金は以下のようになっている。(2024/07/04現在)

OND HOTEL HPより抜粋

以前は館内着を貸し出してくれるプランも合ったが、プラン改正でなくなった。
日帰りのプランと料金は改正されることがあるので、必ず公式HPで確認するとよい。
ライン会員になればお得。

カウンターには、なんか見慣れたボタンが・・・

地下に降りるときれいな廊下の奥にシューズボックス。
ざっと使われているボックス数を数えると7~8個。おぉ、これは少人数の予感。
畳敷きで心地よい。

案内表示から、すでにおしゃれ。プライベートサウナもあるらしい…

手前が男湯で奥が女湯。

二重扉を抜けて浴室へ。
入った瞬間の感想が「らかんと同じ匂いがする・・・」だった。
たぶんこれは「らかん」と同じシャンプーやボディソープを使っているせいだと思われる。
また、内装の色がシックな黒系基調、そして場所が同じ武雄なので、一瞬らかんに来たのかと錯覚するほどだ。

Amazon.co.jp

真正面に大きな開口部分があり、外の景色がまるで額縁の絵を見ているかのよう。
入ってすぐ左手にセルフロウリュウができる「SUMIサウナ」。左右に洗い場がある。
内湯の左手に水風呂。深さが85cmとしっかりと深い。温度は約16度。
内湯もしっかりと広くゆったり景色を眺めながら楽しめる。当然、天然温泉かけ流し。

内湯から右に向かうと扉があり、そこを抜けると外気浴スペース。
そして、第2のサウナ室の「BONAサウナ」。
そして、そして、第2の水風呂。なんと深さが最大150cm。温度は10度。
ととのいチェアーは内、外含めて全部で10脚ぐらいはあったと思う。
そのうちリクライニングできるのが5脚ほど。

まずは体を清めて、サウナマットを取り、SUMIサウナへ。

「暗っ!」
しっかり暗い。完全にメディテーションサウナ。
かすかにヒーリングミュージックが流れている。
でっかいHARVIAストーブが奥に鎮座。
座面は3段で、しっかりと広い。
落ち着くいい香り…なんの香りだろう…?

温度は90度くらいか?
全身にまとわりつくように、しっかりと熱い。
すでに2名の方が最上段に座っている。
邪魔にならないように中段へ。
じーっと暑さを楽しんでいると、サ室内の照明がゆっくりと明るくなってくる。
「照明の明暗をじわ~っと繰り返すんだ」
ヒーリングミュージックといい、照明効果といい「瞑想」に集中できるサウナ室だ。

先に入っていいた2名の方が退室したので、「ではでは~」っとセルフロウリュウを。
「じゅじゅじゅわぁ~~~~!」
でっかいストーブに、でっかいサウナストーン。
いい音。
一気に熱を感じ、汗が出てくる、出てくる。

10分経過。そろそろ出よう。
かけ水をして、浴室内の水風呂へ。
「あぁ~気持ちいい…」
しっかりと深さ(85cm)もあるので、肩までつかれる。
井戸水を使っているらしい。(約16℃)

1分ほどで水風呂から出て、外気浴へ。
リクライニングチェアに体をあずけ、多幸感の世界へ。

4月の上旬。九州北部は桜の満開時期をすでに終え、今は散りゆく桜鑑賞となる。
ピンク色の桜の花びらが、時より吹く春風にのり、ゆらゆらと落ちる。
桜の花びらが、ととのい中の私の体に落ちてくるのも、乙。
桜のピンク、空のブルー、若芽のグリーン。
ととのわないワケがない。

写真は別日。深緑がきれい

さて、もう一つの「BONAサウナ」もご紹介。
こちらのサウナは外気浴スペースにある。

サ室に入ると、真っ先に目に入るのが大きな薪ストーブ。
大きなサウナストーンと黒牟田焼のオブジェがのっている。
さらにボナサウナもあり、背中、足元をしっかりと温める。
薪ストーブはセルフロウリュウ可能、ボナサウナはオートロウリュウになっている。

収容人数は少ない分、しっかりと熱い!

座面は3段。座ると外の風景がガラス窓越しに見える。
薪ストーブが大きいので、入れる人数には限りがありそう。5人ほど入ると少し狭く感じる。
温度は90度いかないくらいだが、ダブルのストーブでしっかりと蒸される。
外の風景を見ながら、ゆっくりと蒸されるのが良き。

薪は壁側から取入口があるようで・・・
窓越しに緑を見ながら…

すぐ横には最大150cmの水風呂。9~10度ほど。
キンキンに冷えている!
この水風呂は外にあるので、散った桜の花びらが水面に浮いている。
その中に入る水風呂は、なかなかできない経験だ。

この「OND HOTEL」は2023年12月15日にオープンしたばかり。
当然といえば当然だが、施設が新しくおしゃれできれい。
女子ウケするのも間違いない。(うちの嫁さんも、お気に入りになったらしい)

OND HOTEL (オンド ホテル)|心と身体を整える、佐賀県武雄市のサウナと温泉。
武雄温泉保養村内にオープンしたコンセプトホテル「OND HOTEL」。大型の旅館を改装した館内には、居室に加えて多様なスタイルのサウナと温泉、地域の食を味わえるレストランを併設。宿泊でも日帰りでも楽しめる「心と身体を整える」ホテルとして生ま...

女湯には、黒牟田焼の登り窯に使われていた耐火煉瓦(トンバイ)と棚板を壁に利用したサウナの「KUROMUTAトンバイサウナ」と、「STEAMサウナ」の2つがある。
嫁さんは「STEAMサウナ」がすごくお気に入りになったようで、備え付けのボタンを押すと肩口から温泉水が出てくるらしい。かなり気持ちいいらしい。

佐賀県武雄市といえば「御船山楽園ホテル らかんの湯」がどうしても目立ってしまうが、いやいや、この「OND HOTEL」も素晴らしい施設だ。
「らかんは、ちょっと高くて…」と思っている方。ぜひこの「OND HOTEL」を試してみて。
「らかん」とは違ったサ活を楽しめることだろう。

プロフィール
toapapa

長崎県佐世保市に在中のおじさんサラリーマン。子どもたちも成人し子育ても一段落。生活に余裕が出てきた。そんな中、好きだった温泉から岩盤浴、そしてサウナと趣向が進化し、今現在はサウナ中心の生活となった。幸いにも嫁も同時期にサウナに目覚め、もっぱら夫婦でサウナ施設巡り、サ旅などを楽しんでいる今日このごろ。このブログはそんなサウナ関係の記録や、私自身の好きなこと(PC、ゲームなど)を記事化したいと思う。

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